〜無色・紺色なままで〜

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help リーダーに追加 RSS 『憧れ My STAR』(℃-ute)

<<   作成日時 : 2009/01/07 16:08   >>

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舞美ちゃん、愛理ちゃんという二人の”ヴォーカリスト”をして遂に、つんく♂プロデューサにこんな凄い曲を書かせてしまった、と言うのが一番最初の率直な感想です。



作詞及び作曲が、つんく♂氏、編曲に鈴木Daichi秀行氏と言う、ハロー!プロジェクトの楽曲関係では黄金コンビとも言えるお二人の手による、2009年1月28日発売の℃-ute 4枚目メジャーアルバム『4憧れ My STAR』のアルバムタイトルトラック『憧れ My STAR』はファンキーで少々ジャジーな雰囲気も持ち合わせた重厚かつ俊敏、疾走感溢れるサウンドの楽曲に仕上がりました。

エレキベースの分厚いスラッピング音とパーカッションの小気味良い8ビートリズムにキーボードピアノの軽やかに舞い踊るメロディが絶妙に絡む、そんな三音+α(ストリング系)による非常に気持ちよいセッションとなっているインストゥルメンタルパート。
そんなBGMに、舞美ちゃん、愛理ちゃんによるツインのセンターヴォーカルを芯(コア)として据え、えりかちゃん、千聖ちゃん、早貴ちゃん、舞ちゃん、栞菜ちゃんメンバー全員のヴォーカルを巧く効果的に散りばめて配置したヴォーカルパートがしっかりと形を成して載せられ、楽曲として心地よいサウンドとリズム感の見事な完成度を魅せています。



これまで発表されたハロー!プロジェクトの楽曲の中には、ソロパート或いはユニゾンパートにおいてヴォーカルの音圧を補う意味等の目的で、ヴォーカルパートと同じメロディラインをベースやキーボード等で補ったり、パーカッション等でインパクト感を補完している例が良く見られました。

ところが、『憧れ My STAR』においても同じようにベースやストリングス、パーカッションがヴォーカルパートに添うように挿入されていますが、少なくとも、舞美ちゃん、愛理ちゃんのソロパート、1番の歌詞ならば、舞美ちゃんの”発表しちゃったってわかんない 絶対気づいちゃくんない”そして、愛理ちゃんの”純情スタンバイやってたって 美人にはなんない”は、ヴォーカルの音圧を補完したりインパクト感を補填する意味合いではなく、舞美ちゃん、愛理ちゃんのソロヴォーカルに対する対抗軸、或いはヴォーカルパート(舞美ちゃん、愛理ちゃんのヴォーカルセクション)とインストゥルメンタルパート(BGセクション)とのセッションと言う性格の方が強いように感じられます。

音源はレコーディングされたものであり、確かに多少のエフェクト等の効果処理が行われている事は否定出来ないかも知れません。

しかしながら、舞美ちゃんと愛理ちゃん二人のヴォーカルに関してはインストゥルメンタル等による効果補完処理を必要としないため、二人のヴォーカルパートに添うようにインサートされているインストゥルメンタルパートは彼女達二人の奏でる音圧の高い高音域のヴォーカルパートに対する対抗軸として或いはセッションパートの一つとして構成されているのは間違いないと思います。



更にはBlackミュージックに聴かれるような低い、それで居て非常に響き成分がハッキリした男声バックヴォイスが随所に効果的に組み込まれているのも『憧れ My STAR』では非常に大きな特徴となっています。

これまで発表されたハロー!プロジェクトの楽曲のバックコーラスは大半が女声によるものか、もしくはプロデューサつんく♂氏ご自身の歌唱による高めの男声によるものが殆どであり、黒人系ミュージックを髣髴させるような低音重視の男声バックヴォイスは、『憧れ My STAR』が他のハロー!プロジェクト系の楽曲と一線を画した雰囲気を持っている、重要な要因(ファクタ)の一つとなっているように思います。

若年層メンバーによる女声系の楽曲に、今回のように非常に特徴的な低音系の男声バックヴォーカルを挿入する事は一つの冒険であり、やりかたを間違えるとメインである筈の女声ヴォーカルが、サブである筈の低音男声バックヴォーカルに飲み込まれ、主役の座を奪われかねません。

果たして『憧れ My STAR』では全曲に渡って、舞美ちゃん、愛理ちゃんがヴォーカルパートの芯(コア)をしっかりと支える事によって女声らしさと研ぎ澄まされた響きの高さ、歌唱技術力に裏打ちされたメリハリの利いた高レベルな歌唱が、低音の優れた男声バックコーラスに対抗する対立軸を見事なまでに演じ、この曲におけるヴォーカルパートの主人公が誰なのかをハッキリと明示しています。



『憧れ My STAR』のステージでは、本当は生バンドによるBGMを期待したい他、長身黒人ダンサー7名を(エスコート役の意味も含めて)ステージでバックダンサーに、特にTV音楽番組の収録では、起用して欲しいと強く感じます。
TOTAL的には売り上げ総額で赤字になるかも知れませんが、BLACKミュージックの本場から一流黒人ダンサーを招聘してバックダンサーに起用する事によってTV等でそのような”絵”を描き出し、将来に向けたプロモーション用の一曲とする位置付けの仕方もアリだと思います。

少なくとも今回のFM電波に載った彼女達の歌唱力を持ってすれば、背景に存在感ある”踊れる”一流ダンサーを起用しても、℃-ute のヴォーカルパートの存在感が無くなる事は断じて無いと言い切れると思いますし、逆に、そう言い切れるだけの存在感あるヴォーカルの完成度であると感じました。



以前、どこかの記事か何かで読んだ記憶が残っているのですが…。

ハロプロキッズからBerryz工房のメンバーが選抜されてメジャーデビューした時に残されたメンバー、現℃-uteメンバーは非Berryz工房メンバーとかBerryz以外等と言われて、非常に悔しい思いをして夜な夜な泣き明かしたのだとか。

その屈辱感、悔しい気持ちはようやく此処に来て一気に非常に良い形で爆発、開花したように思います。

少なくとも此処暫くの、℃-uteに提供された『FOREVER LOVE』そして『憧れ My STAR』は何れも生半可な曲ではなく、姉貴分のモーニング娘。そして”ライバル”Berryz工房に提供された楽曲と比較しても遜色無い、いや敢えて言わせて貰えば歌い応えの非常に有る、音楽的に興味深い、楽曲的に遥かに凌駕したヴォーカル的にも極めて高い歌唱技術を要求する、素晴らしい楽曲が連続で提供されています。

裏返せば、楽曲提供者であるプロデューサつんく♂氏が要求するヴォーカリストとしての一定のレベルや条件等を℃-uteが満たしたと言う事にもなるのではないかと思われます。

ハロプロキッズからBerryz工房のメンバーが選抜された時に残された(選抜から漏れた)、現℃-uteメンバーの流した涙の数と各々の悔しい思いの数と、それに対する切れる事の無い決意と弛まぬ努力と精進、奈落の底から不屈の闘志で這い上がってきた℃-uteメンバーが遂に登り詰めた頂点で咲かせた鮮やかで神々しい大輪、それが、『FOREVER LOVE』そして『憧れ My STAR』である、そう断じて何ら問題ないように思います。



これら2曲を聴かずしてメディアを買わずしてハロー!プロジェクトのファンを名乗るべからず、まして℃-uteのファンを自称すべからず、そう思います。

数年後の℃-uteの未来の姿をも左右しかねないエポックメイキングな、橋頭堡とも言うべき『FOREVER LOVE』そして『憧れ My STAR』となるかも知れません。



ふと…メロン記念日メンバーが一番、物凄く悔しがっているだろう…そう思います。

この手の系列に属する楽曲は、メロン記念日がハロー!プロジェクトの中ではテリトリーにしてきた系譜であり、それは、ある意味においてハロー!プロジェクトのフラグシップたる松浦亜弥さんや安倍なつみさん、藤本美貴さんですら決して立ち入る事の出来ない、まして妹分のモーニング娘。やBerryz工房、℃-uteが絶対に踏み入れる事の出来なかった、メロン記念日だけが歌う事の出来た言わば”聖域”であり独壇場だったように思います。

今回、遂に℃-uteがこの領域に対して侵攻した事によって挑発されたメロン記念日の面々が黙っている筈も無く、それは取りも直さずメロン記念日の反攻を間違いなく誘発し、当然これらの衝撃波はフラグシップたる松浦亜弥さんや安倍なつみさん、藤本美貴さんクラスの足元すら揺るがしかねない、そして波及しかねない程の膨大なエネルギーを持ってハロー!プロジェクト全体に急速に拡散して行くのではないか、期待も込めつつそう思います。



自分が音源の存在を知ったのが2009年1月7日で、ところが既に昨年2008年中にはOnAirされていたみたいで、非常に多くのブログやサイトで歌詞が数多くUPされていますので、此方では控えたいと思います。

しかも、モーニング娘。と比較すると℃-ute に関しては、ソロパートの聴き分けをするには余りにも自身の音声データベース量が乏しく、舞美ちゃんと愛理ちゃん以外の声に関しては自信を持って聴き分けをする事が出来ません。
他所にUPされた歌詞を転載してみても意味は有りませんので、此処では歌詞の掲載を控えます。

ちなみに、”憧れ My STAR 美人には”、で検索すれば歌詞を載せているブログやサイトが出てきます。

(第3稿:2009年1月7日20:45…誤字脱字及び文章の整合性について更に検討して加筆訂正する予定です。)
  

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